後発品企業支持率ランキングトップ10
私の勤めている病院で調剤薬局からくる疑義紹介でもっとも多いのが医薬品不足による代替薬の変更。
そこで今回後発品の支持率はどうなっているかご紹介します。
薬剤師が好感を持っている後発品企業の支持率ランキング(参考文献:日経ドラッグインフォメーション2021年11月号より)
1位 沢井製薬
2位 東和薬品
4位 武田テバ
5位 ニプロ
6位 Meiji Seika ファルマ
7位 高田製薬
8位 あすか製薬
9位 エルメッド
10位 久光製薬
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16位 日医工
上位3位は前年度と変わりないが前年度4位であった日医工が16位に下がった。
薬剤師が支持する理由として「供給が安定している」の比率が上がった。
よって安定している大企業を支持している傾向になのでろう。
◎医薬品供給不足の背景として
①小林化工、日医工が相次いで医薬品医療機器等法(薬機法)に基づいて行政処分をを受け自主回収。
②各企業の自主点検で不備が発覚し自主回収、出荷調製。
③新型コロナウイルスによる治療薬の需要増加(プロポフォール、デキサメタゾン)
原薬製造国の感染拡大による製造縮小・停止など。
供給回復はいつ?
日医工は現在出荷調整中160品目については、多くは22年4月以降に出荷再開としているが具体的な日程は未定
さかのぼれば海外製造所の原薬確保困難によるセファゾリン供給問題から医薬品の供給不安がクローズアップされた。セファゾリンは周術期予防投与で使用する抗菌薬でり私も代替薬を決めるためにガイドライン読みあさりました。大変だった!
医薬品供問題はまだまだ続くであろう。
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