fur-furの日記

抗菌化学療法認定薬剤師が日々の勉強したことを共有します。

運動脳を極めろ

今週のお題「わたしは○○ナー」

 

私はブレイナー a.k.a「運動

 

脳からストレスを効率良く取り除く方法

 

我々の脳は生物学的に原始人とほぼ変わっていない。

変わったのは生活環境であり便利なものがあふれ情報量が多い社会で生きている。

 

元来人間は自然と共に共存して生きてきた狩猟民族である。

しかし現代社会ま全く違う。

すなわち人間はDNAの中に自然を求めるということが埋め込まれている。

それは環境と人間の進化の結果が合っていないということになる。

 

これが現代社会において人間が身体の不調を引き起こす原因の一つになると考えられている。

 

現代社会を生きてくことで重要になるのは自然に触れること。

そして運動をすること。

 

そもそも狩猟民族であることから動かないと狩りをするとができないため生きていくために行うこと。しかし現代社会は動かなくても生きていけるスマートフォンがあれば食事を届けてくれる。

 

大事なことは人間は動くのに適した身体になっていること。

 

研究結果では座っている時間が長ければ長いほど死亡率が高いといった報告もある。

動かなかれば不調を起こすのは必然的なことである。

 

脳にとって最高なエクササイズは運動すること。

 

運動することで

・集中力の向上

・気持ちが晴れやかになる

・不安やストレスが減少する

・記憶力の向上

・創造性が増す

 

当たり前のことだと思うが実際に運動している人は少ない。

実行できない人が多い。

 

それは「なぜ運動が脳に良いのか、なぜ運動が人生を変えることが出来るのか」を理解していないから。

 

 

メンタルの不調でうつや不安障害の最強の薬は

運動

 

薬剤師の観点から抗うつ薬抗不安薬があるが最強が運動

運動は副作用もない。

 

具体的ば運動はウォーキングやランニングがおすすめ

 

うつは神経伝達物質セロトニンノルアドレナリンドパミン)が減少する。

よって抗うつ薬抗不安薬はこれらの神経伝達物質を上昇させる作用がある。

しかし副作用で口渇、不眠、便秘、立ち眩みなどがある。

 

しかし運動は継続的に行えばノルアドレナリンセロトニンドパミンの分泌量が増えていくことが分かっており、副作用もない。

また近年運動には脳由来神経栄養因子(BDNF)を分泌することが分かってきた。

これは脳細胞を活性化したり保護したり脳の可塑性を促したりする。

 

〇結論

定期的(週3回程度)な有酸素運動(ウォーキングなど)行い心拍数を増やすことが重要。

 

 

 

参考書籍

運動脳 [ アンデシュ・ハンセン ]

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