fur-furの日記

抗菌化学療法認定薬剤師が日々の勉強したことを共有します。

サイアザイド系利尿薬

作用機序

遠位尿細管の管腔側Na⁺/Cl⁻共輸送体のCl⁻結合部位に競合しNa⁺の再吸収を阻害する。

 

特徴

作用時間が長く降圧薬として用いる。

利尿効果はループ利尿薬と比較して弱い。

浮腫疾患に対して第一選択にはならないがループ利尿薬と併用すると利尿効果が高まる。

 

副作用

低ナトリウム血症、低カリウム血症

 

救急・ICUの体液管理に強くなる 病態生理から理解する輸液、利尿薬、循環作動薬の考え方、使い方

価格:5,060円
(2022/9/10 07:38時点)
感想(0件)